Q 浄土真宗は、現在いくつに分かれているか?

A 「真宗十派」といわれる一〇派が真宗教団連合を結成している。それらは親鸞の血縁の本願寺ゆかりの派と、親鸞の高弟を中心とする門徒集団の流れをくむ派とからなる。
本願寺は、覚如(親鸞の末娘覚信尼の孫)が親鸞の祖廟を寺院化したもので、自らの血縁と法脈(親鸞の教えの継承)を合わせ留守職として代々これを相承していくことにした。この流れにあるのが、京都の大谷派と本願派の二派である。それぞれ「お東さん」「お西さん」の呼び名で親しまれている。
一方、高弟ゆかりの門徒集団では、しんぶつ真仏を中心とするたかだ高田門徒、しょう性しん信を中心とするよこそね横曽根門徒がよく知られている。こうした
門徒集団の流れをくむ諸派、高田派・ぶっ仏こうじ光寺派・こうしょう興正派・さんもんと三門徒派・じょう誠しょうじ照寺派・やまもと山元派・いずもじ出雲路派・きべ木辺派の八派である。
なお宗派の名称に「浄土真宗」と冠するのは本願寺派だけで、ほかは「真宗○○派」という。
真宗十派以外では、親鸞の布教の拠点いなだ稲田のさいねん西念じ字(単立別格本山・茨城県)、じょう浄こうじ興寺(真宗浄興寺派本山・新潟県)、にょしん如信開基のがんにゅうじ願入寺(原始真宗大網門跡大本山・茨城県)などがある。