Q 戒名がないわけは?

A  浄土真宗では「戒名」とはいわず、「法名」という。出家して仏教徒になるときに、仏・法・僧に帰依し、「殺生をしない」など五つの戒め(三帰五戒)の遵守を誓う。これを受戒という。しかし、浄土真宗では、人々は阿弥陀仏の本願のはたらきによって救われるとするため、「戒め」という考えの必要がなく、したがって戒名はない。
法名は二字で、その上に「釈」をつけ、「釈○○」とする。「釈」はお釈迦さまの弟子(仏教徒)であることを示している。なお女性の場合、「釈尼○○」と「尼」の字を入れる。
他宗のように居士、大姉・信士・信女などのいごう位号はつけないのが本来である。