阿弥陀如来の呼びかけを「食」とする

”阿弥陀如来の呼びかけを「食」とする

私が出会った門徒の一人に、Aさんがいる。そのAさんは中学生の孫から、「おばあさんはどうして死なないのか」と、顔を会わたびに言われるので、ある時、「どうしてそう言うのか」、と聞いたという。その時、孫は、
「学校で先生から、社会へ出た時に、間に合う人間にならなければ生きていけない、だからしっかりと勉強しないさい、といつも言われている、しかし家に帰ってくると、ぜんぜん間に合っていないと思えるおばあさんがいるので、どうして死なないのかと聞くのだ」
と言った。その時Aさんは、その孫に、
「お前もお内仏に参って阿弥陀如来に手を合わせ、南無阿弥陀仏と念仏しているだろう。その阿弥陀如来がこの私に「お前もおってもよい」と言われている。阿弥陀如来は、「間に合うものも間に合わないものも、えらばず、きらわず、みすてずに摂取不捨してみんな一緒に生きていけ」と言ってくださっている。だから私は阿弥陀如来の言われることを聞いて、信じて、その通りにしている。お前も学校の先生の言うことだけを聞かないで、阿弥陀如来の言われることを聞くようにすればよい」と言ったという。
『竹中智秀選集 第一巻 歎異抄講義 197頁』”
役に立て、迷惑をかけるな
という言葉のもとに
私は、役に立つもの、迷惑をかけないものになろうとしている。
役に立たず、迷惑をかけてしまうものになれば
私はそこにいられないのだ、、、
そして
他人にも役に立て、迷惑をかけるなと
絶えず脅迫しながら生きている。
そのまんまでよし
ほとけさんしか言ってくれないのである。